二階で洗濯物を畳んでいると、階段を上ってくる音がする♪
足音を聞いて、誰が上がってきているかを当てよう(笑)👨👧👦
バタバタと一歩をしっかり床に踏みつける音がする・・・大きい足音を立てるのはすーちゃんだっ👧😁
筋力の弱さや偏平足👣によって、正しい歩き方が出来ていないので、バタバタと歩いてしまうのかな😂
かくれんぼで抜き足・差し足・忍び足🚶♀️をしても、必ず見つかってしまうすーちゃんの歩き方もまた愛おしい😍💕
取り戻した”心から子を愛す”感情
毎日、何回、子供達に「可愛い❤」と言ってるだろう🥰
大きくなっても、違った可愛さがあって、言葉では表す事ができないほど、可愛くてたまらない!!!
寝起き、お話してる姿、食べてる姿、姉弟のやりとり、お友達と遊んでる姿、寝てる姿、朝から晩まで、ただ1日を過ごしているだけの我が子の行動、しぐさ、会話、体のシルエットが可愛くて愛おしくてたまらないのよ👧🧡👦
赤ちゃんの頃はただただ小さくて可愛いと言う感情だったのが、大きくなるにつれ、成長し進歩していく姿が嬉しくてたまらない✨
出来なかった事が出来た喜びや新しい発見があると嬉しくて感動する☆
毎年、大きくなったぁとほっこりしながら、大きくなっても可愛らしさや、愛おしさは変わらないんだなぁと感じている💕
と同時に、成長したからと言って、育児が楽になるわけではなく、年齢に合わせた大変さや子への責任感は変わらないんだ、いや、より大きくなってるなとしみじみと感じる🌊
そして、私も年々歳を取り、気持ちと体力が思い通りにいかず、イライラが増えてしまって、家族には申し訳ない気持ちでいっぱい🤦♀️🙏
いろんな感情の毎日だけど、我が子ほど気の合う、一緒にいて居心地の良い存在はいない✨💕
純粋で優しい子に育ってくれているしね☆(今のところ(#^.^#))
すーちゃんがダウン症候群と診断された11年前には「我が子は大きくなっても可愛いものなんだぁ。成長が見れて、毎日幸せ~❤」なんて思える日が来るなんて想像出来なかった(-_-;)
すーちゃんは1人目の出産だったので、出産後、1ヵ月間の里帰りを予定していた🏠
だけど、母乳を飲んでくれない!寝てくれない!母乳外来通いの日々、おまけに心臓病(心房中核欠損症)を患っている事が分かり、私の体力、精神面はボロボロ🥴🥴🥴
落ち着くまで。と、里帰り期間を約1ヵ月半に延ばす事にした🏠
憧れの母になれて、すーちゃんが産まれてきてくれた喜びに勝るものはなかったのだけど、同時に上手くいかない育児の疲労と病気の心配、現実を受け入れらず、不安と恐怖で、毎日、泣き崩れていた🤦♀️💦
母乳をあげる事なんて楽勝♪赤ちゃんは寝るのが仕事♪だと思っていたのに😵💦
赤ちゃんは可愛いなぁと幸せに浸っていられる☆と思っていたのに。。。😵💦
全然、おっぱいと飲んでくれない、大きく育ってくれないと心臓病の手術ができない。
苦しそうにおっぱいを吸う姿を見て、辛くなる。
やっと寝てくれたと思ったら、すぐに起きる。
おっぱいが足りないのかと自分を責める。
障碍の世界とはどんな所なのか?
健常のお子さんを持っている妹や友人が羨ましい。
私はこの子をちゃんと愛して、育てられるのか?
そんな事を考えていると不安が先にきて、育児ノイローゼになってしまいそうで、幸せに浸るどころではなかった😫
そんな私が心からすーちゃんを愛せている今の自分を想像出来ただろうか。。。
今の私があるのは、ミミくずさん、息子のるー君、ミミくずさんの両親、私の両親、妹夫婦、甥、姪、友人、恵まれた環境のおかげ✨✨✨
毎日、泣く私に寄り添ってくれた母👵
すーちゃんの1ヵ月後に2人目を出産した(実家で両親と同居している)妹👩🦰
特に、二人には先輩ママとして助けてもらった✨
救われた言葉
里帰り中のある朝、父から「わしもいろいろ考えてたんやけどな。。確かに最初は、毎日泣いてるお前を見て、”辛いよなぁ。わしも支えて行くから、頑張っていこう”とお前の気持ちに同情してた。でも今はこう思ってる。悲しんでたら、すーちゃんを否定してる事になる。産まれてきてくれた事を祝福して喜んでやらないと。。悲しむのは間違ってる。すーちゃんが可哀そうや。」
と言われた👴☆
はっきりとは覚えていないけど、どこかで、何かの本で同じような言葉を聞いたことがあり、他人事として何となく耳に入れていた言葉だった👂
自分の事だ!
すーちゃんの存在を否定してたなんて、ひどい事をした自分が許せなかった💥
悲劇のヒロインぶってる自分に凄く腹が立った💥
妊娠中もお腹に我が子が居ると言う幸せを感じさせてくれて、安産で産まれてきてくれた親孝行のすーちゃんに感謝しなきゃいけないのに、何を悲しんでいるんだ!と😫
父の言葉で、前を向いて行こうと気持ちを切り替える事が出来たの🌈
「成長の早いであろう普通の子より、赤ちゃんの時期を長く堪能できる。✨先の事はまたその時に考えれば良い🎀」
その日から、少しづつ障害を受け入れ、現実を受けいれる事ができた☆
難病のお子さんを持った友人、障碍のお子さんと関わってこられた友人、出産時の病院でダウン症のお子さんと同室だった友人。。。周りには障碍との関わりを持つ人達がたくさん居た事に気づき、たくさん希望の言葉や励ましの言葉を頂き、助けてもらった✨✨✨
障碍のお子さんを持つ父のご友人からも、「娘さんの傍について、しっかり見ててあげてよ」と励ましの言葉をかけてもらったし☆
里帰りの期間、たくさん泣いた分、たくさんの友人から、気づきと勇気を頂き、私は恵まれていると改めて感謝した💕💕💕
何より、仕事の合間を縫って誰よりも私とすーちゃんを想い、実家に来てくれたミミくずさんに感謝したい!!
ミミくずさんも私と同じくらい辛かっただろう。。。😔
私は「私が一番辛いんだから😤」と独りよがりになり、ミミくずさんと寄り添おうとせず、育児のやり方にも意見の食い違いが出て、よく喧嘩した💦💦💦
人の事を想う余裕がなくて、ひどい事をしていたと反省🙇♀️
辛いのは自分だけではない、障碍の子を持ったからと言って特別ではない!
育児が上手くいかずに、辛い時期があったからこそ、今を喜び、幸せに思えるのでしょう❤❤❤
よく思うのですが、すーちゃんがダウン症の子でよかった、素敵な贈り物🎁を頂いた。と😘
「ダウン症の子は天使の子」と呼ばれていますが、健常も障碍も関係なく、子供はとっても可愛い、誰もが天使だなって思います(^_-)-☆
あとがき
子供は3歳までに一生分の親孝行をする。なんてよく言われるけど、ダウン症の子は成長が遅い分、その何倍も親孝行の時期が長いのよね❤
🦶(トントントン、、、バタバタバタ、、、💦)
ほらほら、また大きい足音がやって来たよ~フフフ(*^_^*)
かーちゃーん❕牛乳切らしてるで~💦( ≧∀≦)
あんたかーい(*`Д´)ノ